最後のナイチンゲール

2時間ドラマスペシャル「最後のナイチンゲール」(主演:長谷川京子)を見ました。
舞台は、終戦直前の沖縄で、助産婦さんと学徒看護婦さんの話でした。ほんとに、見応えのあるドラマでした。「人の命」について、また深く考えさせられました。「生きたくても生きられない」人達がたくさんいた戦争時代。そんな戦争を決して忘れはいけないと思います。
現代では、自ら命を絶ってしまう人がたくさんいます。私も、「なんで私は生きているの?」とふとした時に思います。「なんで生きているのか理由がわからない」「こんな私なら、死んじゃってもいいじゃない」うつとパニックのぐるぐる思考を経験しているので、自殺をしてしまう人の気持ちもわかります。そんな時、私の母が言っていた言葉を思い出します。「(私が死んだら)お母さんの生きてきた意味が消えてなくなっちゃう」人間は、決して一人で生きているわけではないんだなぁ。いろんな人に支えられて、「生かされている」のかもしれません。

それから、私は、その後に、「養護学校の先生に戻りたい」と思いました。だんなさまに「なんでこのドラマを見た後にそう思うの?」と聞かれて、私は欲張りだなぁとほんとに思いました。私に、一つの職業を全うできるこころと体の「健康」があって、毎日を穏やかに暮らせればそれでいいんじゃないか、そんなに「立派」にならなくてもいいんじゃないか、資格にこだわらなくてもいいんじゃないか、どんな形であれ、勉強を続けていけばいいんじゃないかと思ったからです。(まあ、他にも現実的にはいろいろな理由があって、学校を続けることが難しいんですけど・・)私は、等身大の自分を愛していければ、きっといい人生がおくれると思います。

やった〜!!こう考えられるなんて、回復の兆し!です!!
私に必要なのは、「休息」と「時間」だったんですね。