終戦記念日

この日に思いを寄せる人はたくさんいるのではないでしょうか。私は、「戦争を知らない」世代だけれど、それでも、数えきれない人が尊い命を落とした戦争を決して忘れてはならないと思います。

新聞に、戦争を体験された方々(元ひめゆり学徒の方々)が、若い世代にお話をされた時、ある女子高生がぽつりと
「言葉が心に届かないんだよね」
と、言ったそうです。新聞には、これが、「若者の本音」ではないだろうか、と書かれていましたが、私は、ものすごくショックでした。このようにどんどん忘れさられていくのでしょうか。危惧されますが、一体私はどうしたらいいのでしょう。

昨夜、「父と暮らせば」宮沢りえ主演の映画をDVDで見ました。2つの太陽が、広島の上空にあった、というのは恐怖としか言いようがありません。(原爆は太陽の表面温度の2倍の熱をもっているそうです)映画自体は、舞台風で、父や友人を失った娘が葛藤しながらもたくましく生きていく姿が描かれていました。
「生きていくこと」私もたまに考えるのですが、そこに意味をもたせるのって、たまに難しく感じることがあります。