「博士の愛した数式」をみました

博士の愛した数式」をDVDを借りてきて見ました。小泉監督らしい音楽、風景がゆったりと流れていたのも印象的でした。そして、印象的な言葉がいくつか出てきました。本も良かったし、映画も良いです。
数学って私実は大嫌いだったのですけど。数字っておもしろいんだなぁってそこから人は万物を見て、いろいろ感じていくこともできるんだなぁって思いました。一度しか昨夜見ていないのですが、もう一度見たいです。

『「パニック障害」メディカル・ガイド〜診断から回復まで〜』越野好文〔作〕志野靖史〔作・画〕講談社 まんがこころブックスを読んで・・・
まんがだったので、大変とっつきやすく、読みやすかったです。新しい情報もたくさん書いてありましたし、私が今解剖学を勉強中なので、知っている単語もいくつかあったりして勉強になりました。
気になったのは、私がのんでいるアルプラゾラム〔一般名〕商品名ソラナックスで、「短期記憶の障害がおきることがある」とのこと。試験勉強に影響がなければいいのですが。ちょっと意味が違うのでしょうか??どなたかご存じならば教えて下さい。私も次回通院の際、きいてみます。

それから、最近自分でおかしいと思っていた心配性について書いてあった文章を抜粋します。

〜ただの心配性ではないのです〜
思考的なまとまりをもつので心配性と思われやすい。
「外出恐怖」や「孤立恐怖」、その他の型の恐怖でも、この特有の恐怖感は単なる予期不安とは違って思考的なまとまりをもっています。

〜さらに問題なのは、患者さん本人も自分を苦しめている特有の恐怖感を、自分が<単に>「気に病んでいるだけ」と信じているのです。<病的>に「気に病んでいること」、すなわち治療を必要としていることに気がついていないのです。

病的な恐怖感とは?
これは、パニック障害に限らず、うつ病などその他のこころの病気でも共通する特徴ですが、病的な恐怖感には、「自分でも歯止めがかからず、恐怖感自体が勝手に暴走していく感じ」すなわち「コントロール感の著しい欠落」があります。ふつう、私たちは自分の恐怖感をかなりの程度調節し、気持ちを切り替えて状況に対応しています。ところが、病的な恐怖感にとりつかれると、それがきわめて難しくなります。このコントロール感のなさが病的な恐怖感を見分けるおおまかな目安といえるでしょう。

なるほど・・。ここ最近の私の「テストパニック」はこれですね。パニック障害って「パニック発作」だけに着目しちゃいがちですが。(実際私も最近そうでした)感情が飛んでいってしまう感じ・・・。なんだか納得しちゃいました。
同じシリーズで、『「うつのとってもとっても基本ガイド」』『「こころのクセ」を考える』も読みたいと思います。