通院日でした〜

この2週間は、GWもあり、比較的安定していたと思います。過呼吸も、そんなに出ませんでしたし。担当のN先生も、「休みは、調子良いのね〜」とにこやかでした(^^)
睡眠導入薬の薬も、一応もらいましたが、睡眠に関しては安定しているので、様子をみてのむかのまないか決めていく方向になりました。もしかすると、次回は、なくなるかもしれません。
良い天気ですねえ〜今日は、だんなさまは、大学時代のランニング仲間と走りにいく(のみにも)そうです。

今、「生きがいについて」という神谷美恵子さんの本を読んでいます。有名な本なので、もう読まれた方も多いと思います。友人のSちゃんは大学の卒論テーマだったそうです。だんなさまも、好きな本だと言っていました。4月の授業の中で、神谷美恵子さんの人生をおったビデオをみました。らい病患者のために生きた神谷さんは、自分も、「不治の病」と言われていた病を何度も経験していたのですね。また、読み終わりましたら感想を書きたいと思います。(書けるかどうかはあやしいですが・・・)
また、授業で資料を配られました。
神谷美恵子著「人間をみつめて」より

らいの人に

光うしないたるまなこうつろに


肢うしないたるからだになわれて
診察台の上にどさりとのせられた人よ
私はあなたの前にこうべをたれる


あなたはだまっている
かすかにほほえんでさえいる
ああ しかし その沈黙は ほほえみは
長い戦いの後にかちとられたものだ


運命とすれすれに生きているあなたよ
のがれようとて放さぬその鉄の手に
朝も昼も夜もつかまえられて
十年、二十年、と生きてきたあなたよ


なぜ私たちではなくあなたが?
あなたは代わって下さったのだ
代わって人としてあらゆるものを奪われ
地獄の責苦を悩みぬいて下さったのだ


ゆるして下さい らいの人よ
浅く、かろく、生の海の面に浮かびただよい
そこはかとなく 神だの霊魂だのと
きこえよいことばをあやつる私たちを


ことばもなくこうべたれれば
あなたはただだまっている
そしていたましくも歪められた面に
かすかなほほえみさえ浮かべている


同じ授業の日に故 井村和清ドクターの人生のビデオも見ました。井村ドクターも、自分の病気をかかえながら、医療を尽くした立派な医師です。「妻へ、飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」タイトルはこうでしたでしょうか?本も出版されています。昨年ドラマでスマップの稲垣吾郎さんが好演していたものは見ました。この本も読んでみたいと思いました。
以前書いたと思いますが、この日、私は授業終了後過呼吸を起こしました(><)感情が入り込みすぎたのでしょう・・・。でも、このような授業をうけることができて、本当に良かったと思います。