朝起きたらすっかり秋でした。

今年は、ものすごくさみしい秋になるだろうと感じました。
「人間は氷山の一角だと思うんですよ」クラスメートが言いました。
確かに。
見えるところは一部分で。
私のどろどろした部分を知ったらびっくりすると思うんですよ。
そんな言葉をのみこんで。
「だって僕がそうだから」
そうなんですか。
なんでこの人は、私をお姉さんとしか見ないんだろう。
年下の友人はたくさんいて、敬語を遣って話す人もいるけれど、この人の場合は、はっきりと壁を感じる。
言葉の背景にそうはっきりうつってしまって、少なからず私を傷つけていることを彼は知らない。
別にいいけれど。

別にどうでもいい。そんなことが増えていけばもうちょっと生きていきやすくなるんじゃないだろうか。

「お気になさらず」
クラスメートの優しい言葉がいつもはうれしいのに、今はなんだかちょっと頭にくる。

たぶんまあこんな感じで。
今までは頭の良いこのクラスメートと勉強をするのが楽しみだったのだけれど、たぶん私この人との関係がかわるんじゃないかな。

前にキーマンが言っていました。
「ぺこちゃんはさ、この人もういい、と思ったらばっさり関係をかえるよね。他の人はそうはしない。味方とどうでもいい人、の差がありすぎる。」
う〜ん、そうだけれど。
それっていいんじゃないの?
未だにそう思ってしまう私は子どもなんでしょうか。